tarobee8のブログ(戯言)

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光軸

2021年1月27日

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ミードのLX200GPS-25が母の介護と母の仕事の代理とその他色々な用事で忙しくて使う暇がないので、超重たい
LX200GPS-25をそれまで月に何回も出しては観測していたのが、出来なくなり、忙しいので移動はいつも車。
そのために下半身が凄く弱ってたまにLX200GPS-25を持ちだすと階段から持って降りるのはいいが、持って上がる時に
脚が付いて行けずに2,3段上ると余りの重さに耐えかねて脚が止まって45度傾斜の15階段を持って戻るのに
息が上がって血圧も上昇してもう死にそうになった。2017年2月にシリウスの伴星を撮影したのが最後になった。
月何回かのペースで使っていればこのような事はなかったのだが、母のためN家のためにしょうがなかった。
シュミカセは経緯台の自動導入のだったので光軸を合わせたら滅多に狂うこともなかった。が、使えない望遠鏡を
デッドづとっくしておいてもしょうがないので、讃岐の天体望遠鏡博物館に電話してわざわざ広島市ままで取りに来て
もらった。そして2017年12月末に協栄産業の東京支店でセレストロンのC11を購入した。1992年に購入した
タカハシのEM200Bとメタル三脚に載せて見ると光軸が見る方向に寄って違ってその度に光軸修正するようだった。
おまけに25cm100Xで楽に見えていたリゲルの伴星が何とかやっと見える程度。でももうお店は冬休みで連絡は取れず。
いくら調整しても同じでとうとう不良品だった場合の返品交換時期を過ぎてしまった。それでも何とかさらに光軸を
追い込もうとして副鏡の修正ネジが1本プラスネジのネジ穴が潰れてしまった。協栄に電話すると現物をサイトロンジャパンまで
送って欲しいと言われて戻って来たら新しいC11に交換してもらえていた。2018年1月だ。今度は90倍でリゲルの伴星が
楽々と奇麗に見える。光軸も望遠鏡の向きを変えても狂わない。が、シリウスの伴星を撮影すると片方に大きな太い
光芒が伸びている。いくら調整してもダメだった。ある人から光軸修正がなっていないと非難された。お前に言われたない
という人からだった。その後どう調整しても同じ症状が出てそれまでシリウスの伴星を撮影すると主星は丸い円形だったのが、
丸い円形から南側に何本も太い光芒が出て見苦しい絵になった。惑星はそれに関係なくOKだった。二重性も適正露出なら
奇麗な星像を結ぶ。が、シリウスの伴星を撮影すると主星がどうしても露出オーバーになるので見苦しい光芒が目立って
悩みの種だった。また使っているうちに何回か光軸修正していたらまたテレスコープイーストとテレスコープウェストでは
光軸が違うようになった。それでも2018年8月には極小時のミラの伴星が矮新星のように赤く増光しているのを撮影出来た。
2020年4月にフェイスブックのある天体観測グループの人がC11が余っているのでオークションに出すと言う
投稿があり、っ是非譲って下さいとお願いして本来ならやってはいけないグループ内での売買をしてしまった。その後
メッセンジャーにてやり取りして19万円で譲ってもらう事になった。届いたC11は白い鏡筒で取っ手が付いていて、副鏡の
センタリング調整装置も付いているらしい。もうシリウスの伴星の次期は過ぎていてリゲルも早々と日没直後に沈む。
星を見ると光軸が大きくズレていて彗星のようだった。副鏡の修正ネジは指で回すタイプに交換済みで喚起ファン改造済み
だった。光軸を修正して星を見ると高倍率でも破綻しない。が、部屋で光軸修正アイピースを使ってみると副鏡に映った
瞳が2つ見えている。これを1個になるように修正した。そして別の夜に星を見ると光軸が大きく狂っていて彗星のように見えた。
光軸修正した。カストルを撮影するとgammaを大きくして星像を小さくすると1つの点ではなくて3つ点が見える。撮影した
カストルは微妙に歪んでいるような。でも半月前の直線の壁を撮影したら凄く細い爪で引っ掻いたような谷が3本写っていた。
この谷を写すには精度の高い光学系でないと無理な対象だ。それで譲っていただいた人からメッセージが着て「どうしますか?」
と問われて正式に頂戴する事になった。2020年10月に火星を何度も撮影して奇麗に撮影出来ていた。が、ある日階段を降りていて
左脚を捻って痛くなり靭帯が痛い。整形外科に受診したら左脚の内側の靭帯損傷だった。何とか治療して年内は重い機材は
出さずに、今年の1月4日に出してみるとリゲルは90倍で奇麗に伴星が見えて400倍にしても奇麗な星像だった。火星も見た。
が、雲が襲来して衛星画像を見ると西には分厚いクモの塊があり晴れそうになく撤収した。1月5日は晴れたが、急に空が霞んで
その後クリアになったが、気流は悪くてリゲルもボロボロの見え方になった。それでも撮影してシリウスに向けたが、光軸は
合っているのにまたしてもシリウスの南側に光芒が偏っている。1月14日と1月20日にも撮影したが、今度は部屋の中で副鏡の
センタリングをして外に出して星を見ると光軸が大きくズレていて天頂付近のカペラではペンタプリズムを使っても苦しいので
高度70度のアルデバランに向けた、修正ネジが動かない。幸いにもこのC11には副鏡を固定する固定ネジが付いていてネジを
緩めるとかくっと音がして副鏡が中央から動いた。ありゃーと思った。何とか光軸を修正した。が、シリウスの伴星を撮影すると主星
から南に太い光芒が何本も伸びている。画像処理したら14日も20日シリウスの主星は真円からは遠くてガタガタだった。
それで元のC11に戻して譲ってもらったC11は箱に収納した。1月25日に機材を出して光軸をチェックすると400倍でも合っている。
90倍出でリゲルの伴星が奇麗に見えている。リゲルを撮影してシリウスに向けると南に向かって光芒が大きく太いのが何本も
見えている。同焦点アイピースを外してピントはそのまま動かさずにアイピースを別のに替えて680倍で見ると光軸がズレている。
修正したら、光芒がまんべんなく均等に見えるようになった。カメラを付けて撮影中にシリウスの主星から四方八方に光芒が
出ている。伴星も見えている。途中から雲が襲来した。雲が去ってまた撮影した。30秒露出の動画を何10ショットも撮影した。
撮影を終えてカメラを外してアイピースでテレスコープウェストの状態からテレスコープイーストの状態にしてリゲルを見たら
光軸がズレている。光軸修正ネジがユルユルで1本バカになりかけているのでキッチリと締められない。光軸修正しようとしたら
逆にどんどんズレていく。ここで止めておけばいいのに火になってしていたら彗星のようになって埒が明かなくなった。
1時間粘って無駄だった。あきらめて撤収した。画像処理したら、シリウスの伴星は写っていて光芒も均等に出ている。主星も真円だ。
テレスコープイーストとテレスコープウェストでは光軸が違うのでしょうがない。夜明け前になってC11を部屋に入れて
光軸修正アイピースで見たら光軸がもの凄く狂っていて修正した。最初からこうしておけば良かったのだ。それでも肉眼1倍で
合わせても望遠鏡の何100倍で見たら光軸はまだ狂っているだろう。晴れた夜に修正する。
今夜は晴れるそうで早速修正してみる。光軸修正ネジが1本バカになりかけなので壊れませんように。どこかで指で回すタイプの
光軸修正ネジのセットを売っていると思う。取り替え用かしら。また譲ってもらったC11を使おうかしら。どうしようかな。

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