tarobee8のブログ(戯言)

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フランスの旧植民地への置き土産

2021年10月12日

ダイレクト出版のメールマガジンより

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Q.この1枚の絵が何を表しているか、
あなたはわかりますか?
ヒント:これはとある先進国と、発展途上国の関係を描いた風刺画です。
ご想像の通り、今にも死にそうなガリガリの体の人はアフリカです。飢えそうになっているにも関わらず、食事を男に食べさせてあげてます。

では太ったスーツの男はいったいどこの国でしょうか?

この国の有名な元大統領はこんなことを言い残しました。
「アフリカを失えば、我が国は第三世界の水準にまで国力を落とすことになるだろう」

これはいったいどういう意味なのでしょうか・・?
国民には絶対に言えない不都合な真実
この国は美しい街並みを持ち、世界TOP10に入る観光立国。高い文化水準で、美術や料理、あの高級ブランドでも有名な世界屈指の経済大国。常任理事国の1つでもあり、国際社会に対して強い発言権もあります。

一方で、週休3日制の導入や、1ヶ月休める長期バカンス大国としても有名で、有給消化率も89%と世界トップ。(日本は33%)※ロイター調べ
OECDの調査で「1日4時間しか働かない」と一時期話題になったほどの休み好き。
この絵のスーツの男は、、、そうフランスです。

「アフリカを失えば、
我が国は第三世界の水準にまで
国力を落とすことになるだろう」
© European Communities, 1997, CC 表示 4.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=82719781による
この発言をしたのはフランスのシラク元大統領でした。

フランスといえば農業が盛んなイメージがありますが、一方でハイテク産業などは弱く、利益率のいい輸出品もたいしてありません。実際にフォーブスが発表した世界の有力企業2000社ランキング(2017年版)では、日本企業が229社ランクインしたのに対し、フランスは60社とおよそ1/4。こんなに働かず、人口も日本の半分程度しかおらず、ハイテク産業のような稼ぎ頭があるわけでもない、、にも関わらず、



なぜあんなにも贅沢な暮らしができるのでしょうか?
なぜあんなにも国際社会に影響力を持っているのでしょうか?
これだけの経済大国の割には、いったいそのお金はどこから生み出されているのでしょうか・・?

資源?貿易?それとも観光?いいえ、違います。

実はフランスには、先ほどの風刺画が表しているように「フランスとアフリカの特別な関係」と揶揄される、

公には決して言えない「年間56兆円とも言われる巨額の副収入」があったのです・・・

未だに年間56兆円が
自動的に入ってくる「収入源」の正体
この事実は公にされていませんし、もちろんほとんどの人が知りません。なぜか?
その徴収方法は非常に見えにくく、巧妙な手法だからです。

では、その方法とはいったい何なのでしょうか?

1945年。フランスはアフリカの旧植民地に対してあることを義務付けました。
それは「CFAフラン」という通貨の使用です。
(CFA=ColoniesFrancesAfrican『アフリカのフランス植民地』、フランはフランスの旧通貨)」

▼旧植民地14カ国
セネガルギニアビサウマリ共和国コートジボワールトーゴベナンブルキナファソニジェール、チャド、中央アフリカ共和国カメルーン赤道ギニアガボンコンゴ共和国

使用が義務付けられたのはこの14カ国で、人口を合計すると1億3000万人以上とフランス人口の約2倍。表向きは経済基盤が整っていない国が自立しやすくするためというという名目でしたが、では改善して植民地支配は無くなったのか?というと、

実際にはその逆で、この通貨にフランスが何もしなくても
湯水のごとくお金が流れてくる「からくり」が仕掛けられていました。



「ここまでやるか・・」
徹底的に搾取する巧妙なカラク
フランスは通貨を握ったのをいいことに、実はいろんな協定を強いてました、、

ラクリその1
“CFA諸国の外貨準備金の85%は自動的に共同準備金としてフランス中央銀行に預けられなければならない。”

これをわかりやすく私達の生活に例えて説明すると、
「働いて得た給料の85%は、“自動的”にフランス中央銀行に預入されてします。家を買いたい、教育費に使いたいと思っても、20%を超える分は「借金」扱いになり、利子を付けて返さないといけない。

しかもこの通貨は固定レートでフランスに全決定権があるので、『今日100円で買えていたものが、明日には200円出さないと買えなくなる』ということもありえます」

実際に1994年には50%の通貨切り下げが行われ、CFAフラン使用国のフランス・フランに対する債務額は2倍になりました。つまり、その国のお金の支配権はフランスが握っているということです。


ラクリその2
"諸国が得た外貨はフランス中央銀行が海外の金融市場で運用。そこで得た利益は借款などに
充当。"

これをわかりやすく私達の生活に例えて説明すると、
「給料から勝手に天引きされたお金を銀行が運用。そこで得た利益は強制的なローンという形で戻ってくる」

稼げば稼ぐほどどんどん借金漬けにされ、一方でフランスはどんどん豊かになっていくという謎のシステム・・


ラクリその3
“植民地時代にフランス政府が建設したインフラ(道路、橋、ダム、水道、電気など)の代金を独立にあたって支払うこと。”
(勝手に植民地にして、勝手に作ったのに、いざ出ていくときにはそのお金は自分たちで返せということ)

●「各国から産出される全ての天然資源について、最初に購入できる権利を有する」
●「全ての政府関係の事業は、フランス企業が最初に契約先として検討され、あるいは入札対象とならなければならない」
(より高く買ってくれる買い手がいても底値でフランスに買われてしまう)
●「各国の軍の兵器についてはフランス製を独占的に販売する権利を持ち、軍将校はフランス軍によって訓練を受けなければならない」
(もちろんその訓練費用は旧植民地諸国もち・・)

こうして、フランスは頑張らなくても豊富な資源と仕事が自動的に手に入るのです。そしてその額なんと年間5000億ドル、日本円にして約56兆円もの「植民地税」を徴収していました。これは2017年の日本の税収とほぼ同額です。

1日2ドル以下で生活している人たちが、他国のために1人あたり実に年間41万円負担している計算になります。日本人が汗水たらして国に収める税金とほぼ同じ規模のお金が、フランス政府は何もせずに毎年はいってきているのです。

これは過去の話ではありません。今も現在進行形で起きている話なのです。

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引用終了

フランスはアフリカの元フランス領植民地の国からこのように未だに搾取を続けています。
酷い話です。だから働かなくとも優雅にバカンスを楽しむ事が出来るのです。
優雅な裏には訳があるんです。
なお近年は移民政策で優雅な人の占める率は少しずつ減ってきています。
優雅なのは元々フランスの白人の中流階級以上の人たちです。
おフランスざんす。シェー!!!