tarobee8のブログ(戯言)

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東日本大震災の日

2011年3月11日午後2時46分に宮城県沖でマグニチュード9.0の大地震が起きた。
地震だけなら耐震設計のしてある建物は大丈夫だったが、その後巨大な津波が襲ってきた。
茨城県北部から福島県宮城県岩手県の沿岸部と川をさかのぼって内陸部でも津波が来た。
私はその時にオートバックスでATFの交換中でテレビを見ていて東北に高さ15mを超す津波
・・・と画面に出てこりゃ大事だと思った。
テレビでは通常放送を中止して津波の放送をずっとしていた。巨大津波の恐ろしさに驚嘆した。
その後さらに恐ろしい事が。福島第1原発地震津波でやられて冷却水が循環しなくなって
あっという間にメルトダウンした。東電は否定して東電の御用学者も大丈夫の連発。
大嘘なのは見え見え。メルトダウンしていないという大前提で対策をしていたものだから
被害はさらに甚大になった。数日後に起こった爆発を水素爆発と発表されているが、あれは
核爆発です。そのために放射性物質が日本中にまき散らされました。原発から離れた場所で
異常に放射線が高いのはそのおせいです。当時の民主党政府や東電の流す情報は大嘘ばっかり。
日本在住の海外の方はそういった情報は信じずに自国からの情報を当てにしていました。
半径30Km以内は立ち入り禁止になりましたが、本当は半径100Km以内は立ち入り禁止の
状態だったのです。とうとうメルトダウンを通り越してメルトスルーしてしまいましたが、
民主党政府や東電は否定。バカの集まりです、民主党政府や東電は。
津波で亡くなられた方は数知れず。避難者も困窮を極めて福島から県外に避難した人たちは
放射能が移ると差別されて。
今は復興がまずまず進んでいます。原発事故の影響が大きいからです。
福一の方は今でも悪戦苦闘しています。最初に海外のメーカーから応援すると言われていたのに
東電が何度も頑として拒否したからです。
その後東電はメルトダウンを認めて今ではメルトスルーしているのも明らかになっています。
犠牲者の方々には謹んでご冥福を申し上げます。
被害者の方々も1日も早く日常生活を取り戻せますように。と言っても現実は厳しいですが。
原発も収束までは40から50年はかかるでしょう。100年かかるかも知れません。
それでも懲りずに原発を再稼働させようとする電力会社はバカか。さらに新規に原発を誘致している自治体もあります。
原発は全て廃炉にすべきです。
私の住んでいいる西日本も南海トラフの巨大地震がいつ起こっても不思議ではないので
他人事ではないです。
福島の帰宅困難地域は徐々に立ち入りが解除されていますが、長年放置してあった家や庭が大事になっています。
津波を受けてそのまま放置しておかざるを得ない状況とそうでない地域もイノシシなのど野生動物の住処になって
手が付けられない状況です。
また昨年の延期になった東京オリンピック聖火リレーの出発地に福島第1原発から20Km離れたスタジアムが
選ばれましたが、グリーンピースによって超高濃度の放射能が検出されました。
自然界にあるのよりも17700倍高い値です。致死量の330倍のレベルです。
日本政府は何かと復興という言葉が好きなようですが、復興なんてとんでもない状況です。
政府は今年に行われるかどうか分からないが、東京オリンピックを以って復興がなったとしたいようです。
とんでもない話です。帰宅困難地区はもう100年間は立ち入ってはいけない所なんです。
福島第1原発の事故がなければもう東北地方は復興していたでしょう。原発事故のせいで核爆発が起きて(政府と東電は水素爆発と主張しているが)
原発から離れた所にも放射能が特異的に高いホットスポットが出来て福島や茨木や千葉や東京では
白血病が多発しています。
帰宅困難地域も徐々に戻れる状況になりつつありますが、まだまだです。
除染作業も進み、徐々に住民が戻りつつありますが、もう見切りをつけて他の土地で暮らす事にしている人が大勢います。
帰宅困難区域以外では農作物も海洋の魚介類も、もう安全基準に達しています。でも未だに福島産や日本産の食料を禁輸している国もあります。
また福島第1原発の汚染水の処理の方法もなかなか理解が得られずにいます。どうやら、汚染水は水で薄めて海洋放出になるようです。
健康上は問題ないのですが、風評被害が心配ですね。