「これ以上増やさないとして約束を裏切ったのは西側だ」というのがプーチン大統領の論理である。
1950年から1990年までに追加で加わったのは、
2000年までにNATOのメンバー入りしたのは、
具体的には、
問題はNATOは条約という堅い制限、規約が付帯していることである。
「もし加盟国のひとつでも、敵に攻撃された場合、すべての加盟国は防衛義務を負う」とする第五条である。
西側との協議を継続するため、ロシア軍は一部の軍を「演習が終わった」として撤収を始めたが、「近くへ移動しただけで、撤収ではない」と噛みついているのが英国。本格的な紛争(戦争)の始まりと言っていい。
主要国は大使館員を引き揚げさせ、キエフの米国大使館ははるか西方の街へ『移転』した。
ロシアが国際社会から孤立しているという見方で固まっていると、この戦争が終わったとき、思わぬネットワークが出来上がっている世界を目の当たりにするかもしれない。
国連総会で、ロシアのウクライナからの即時撤退を求める決議が3月2日に行われ、
人権理事会におけるロシアの理事国資格を停止させる4月7日の決議では、賛成が93カ国に減り、中国など24カ国が反対し、58カ国が棄権に回ったのだ。
ロシアとソ連の違い。馬渕動画
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日本国はなぜNATOに加盟していないのか。
上村美也子さん撮影