IMFはロシアの経済は予想よりも強くて、欧州各国よりも強いと発表。
「IMFはロシアの経済は予想より強く、欧州各国より強い」と発表
(シカゴ発 10月13日オフィス・ファウンテン発信)
以下は私が最近注目しているインド系のいくつかのメディアの一社ファースト・ポスト。
毎日、テレビに出演する”専門家”たちの話とはまるっきり違う世界があり、欧米グローバリスト傘下ではない国の一つであるインドを始めとする”中立国”のメディアの報道は違う世界を見せてくれる。むろん、そのようなメディアはヨーロッパにも存在する。
(以下、ファースト・ポスト 10月13日記事より抜粋)
IMFはドイツとイタリアという欧州でも最大の経済国のリセッション(景気後退)は避けられないと発表。
他の欧州国も似たり寄ったりだと。
米国は欧州と共同でロシアを経済制裁できることに興奮した。
本来であれば、これら次々と欧米日によって行われてきた経済制裁によって、ロシアはとっくに最大の危機に陥っているはずだった。
しかし現在、ロシアのルーブルは今年最高のパフォーマンスを示している。
IMFはロシア経済は、予想より良く、欧州よりもずっと良いと発表した。
ロシアのオイル輸出量も安定している。
今年のロシア経済は減速3.4%。
来年はの減速は2.3%でさらに好転すると予想で、従来予想は3.5%だった。
ロシアの2024年見通しはプラスに転じるが、ウクライナは比較すると今年だけで35%減速の見通しだ。
プーチンは欧州の経済を破壊するため何年も準備してきた。2014年のマイダン革命から準備してきただろう。
ロシアは国内の需要が強い。
オイルの輸出も堅調だ。
既にインフレはかなりひくい。
ゴールドマンサックスは、「ロシア経済はヘルシーで、欧州よりもはるかにヘルシーだ」と分析している。
ロシアの自動車産業は他国から供給があり順調で、自動車を含め輸入は昨年より伸びている。
ロシア経済は強いが、欧州経済は追い込まれている。