tarobee8のブログ(戯言)

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5Gの危険性について誤りの訂正です

昨日投稿した「5G」の危険性は全くの誤りでした。訂正してお詫び申し上げます。電子レンジの方がはるかに危険です。

5Gの危険性は「監視社会の地楡元」と「自動運転の車を事故に見せかけて暗殺する可能性がある」という点です。

 

若林純一さんのフェイスブック投稿より
2時間  · 
電子レンジの害についての納得のいく説明、しっかり確認させて頂きました。
山本 学司
3時間  · 
未だに5Gに関するこんな画像が回って来たので、また投稿しちゃいます(・ω・)ノ  (長文すみません)
5Gの電磁波被害で騒いでいる人で、本当に電磁波に詳しい人を見たことがない(笑)
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1. 5Gの電磁波被害のデマ
5Gに関する多くのデマは、科学的な知識や数字を正しく理解していないことに起因しています。ここでは、具体的なデータを基に、誤解を解消していきます(・ω・)ノ
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1.1 電磁波強度の比較
電子レンジ: 周波数2.45GHz、出力500W~1.5kW
→ 食品を効率的に加熱するために高出力の電磁波を使用します。
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テキストの画像のようです


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4Gスマホ: 周波数700MHz~3.5GHz、端末出力最大0.8W、受信感度-90dBm(= 1ピコワット)
→ 電子レンジと比較して、出力は625分の1~1875分の1にすぎません。
5Gスマホ: 周波数3.7GHz、4.5GHz、28GHz、端末出力最大0.8W、受信感度-90dBm(= 1ピコワット)
→ 出力は4Gと同等で、電子レンジと比べても同じく625分の1~1875分の1のエネルギーです。
WiFiルーター: 周波数2.4GHz、5GHz、出力最大10mW
→ 電子レンジの5万分の1の出力にすぎません。
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1.2 受信感度のエネルギー
スマホの受信感度: -90dBm(1ピコワット = 0.000000000001W)。
電子レンジの500W出力と比較すると、そのエネルギーはなんと500兆分の1(笑)
基地局からスマホに到達する間に電波は大きく減衰し、1ピコワット程度の微弱なエネルギーになります。この超微弱なエネルギーが人体に影響を与えるとは考えにくい。
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1.3 基地局出力と浸透深度
基地局の出力
4G基地局: 出力20~40Wで全方位に電波を放射。
5G基地局: ミクロセルの出力10W、ピコセルでは0.25Wの低出力。
→ 5Gは、ビームフォーミング技術(電波を端末の必要な方向に集中する技術)を活用しており、無駄な放射を大幅に抑えています。(ここ重要)
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周波数と浸透深度
電磁波の周波数帯によって、人体への浸透深度は異なります。以下に4Gと5Gの具体的な比較を示します。
4Gの周波数帯と浸透深度
700MHz帯(低周波数)
浸透深度:約40〜50cm
→ 長波長であり、人体の深部(内臓や筋肉)まで到達します。
1.8GHz帯(中周波数)
浸透深度:約20〜30cm
→ 波長が短くなり、浸透深度が浅くなりますが、それでも深部に届きます。
2.4GHz帯(高周波数)
浸透深度:約5〜7cm
→ 高周波で、筋肉層や皮下組織に留まります。
5Gの周波数帯と浸透深度
3.7GHz帯(Sub-6)
浸透深度:約1〜2cm
→ 皮下組織程度に浸透し、深部への影響は少なくなります。
28GHz帯(ミリ波帯)
浸透深度:約0.1〜0.2mm
→ 皮膚表面でほとんど吸収され、体内深部には到達しません。
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1.4 「60GHzデマ」の科学的反証
デマの中には「60GHzの電波が酸素に吸収され、ヘモグロビンが酸素を運べなくなる」という話があるが、これは完全に間違いw
以下にその理由を説明します。
1. 酸素分子(O₂)は60GHzを吸収するが…
酸素分子が60GHzを吸収するのは「気体状態」で自由に振動・回転できる場合に限ります。
2. ヘモグロビンと結合した酸素は60GHzを吸収しない。
ヘモグロビンに結合した酸素分子は化学的に固定されており、回転や振動が抑制されます。そのため、60GHzを吸収することはありません(・ω・)ノ
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1.5 非電離放射線の安全性
4Gも5Gも、非電離放射線に分類されます。非電離放射線は、分子構造を破壊するエネルギーを持たず、人体に与える影響は次のように限られます:
極微量の加熱(ほぼ無視できるレベル)。
極微量のラセミ化(分子の左右対称化)。
→ よって、「DNAを破壊する」「人体に重大な影響を与える」という主張は完全に誤りです。
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2. 5Gの本当の問題:監視社会の進行
5Gが本当に問題となるのは、電磁波ではなく、その技術がもたらす社会的な影響や支配構造の変化です。
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2.1 高速・大容量通信と監視社会の進行
5Gの特徴は、「高速・大容量通信」「低遅延」「超多数端末接続」。
これにより、身の回りの多くのデバイスがインターネットに接続され、以下が現実化します:
屋外では、数十センチ単位の精度で位置情報を追跡可能。
家の中でも、IoTデバイスを通じて行動を監視される可能性。
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2.2 技術の悪用リスク
技術が悪用されることで、以下のリスクが生じます:
顔認識技術や自動運転車の悪用
「事故」を装った暗殺が可能に。
インフラのオンライン化
特定個人を社会的に排除する手段が増大。
→ 5Gは監視社会をさらに加速させる基盤技術となる可能性があります。
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結論
5Gの本質的な問題は、「人体への電磁波の影響」ではなく、「監視・管理社会の進行」です。 電磁波デマに惑わされず、技術の本質的リスクについて議論することが重要(・ω・)ノ
#電磁波の有害性を唱えるなら4Gの方が危険
#科学リテラシー低過ぎデマ
#自分で調べて自分で考える
#真実よりデマの方が拡散されるシステムw