医療法人八王子クリニック
2022/07/28
現在、日本ではいわゆる第7波といわれる連日爆発的な新規感染者(正しくはPCR陽性者)のメディア報道がなされて、やはり4回目の追加接種、若い方は3回目の追加接種をした方がいいのかと考えている方も増えてきたかと思います。
ただ、最近の報道で違和感を感じるのは新規感染者(PCR陽性者)の有症状、無症状の内訳が全く発表されていない事です。つまり実際に症状のある人(従来の概念での感染者)がどの程度いるのかが、全くわかりません。無症状で無料PCR検査場へ行って陽性になっている人も相当数いる事が予想されますが、その内訳も明かさずに、数の勢いでとにかくここぞとばかりに追加接種をさせようとの報道が目立ちます。
院長コラム:いつまでするの? PCRスクリーニング検査
https://tohokuishi.localinfo.jp/posts/34747224
また、接種率の低い若年層への接種を進めようと若年層で感染が拡大しているかの報道ですが、実際は下記の通りに、若年層が感染しやすくなった今年初めのオミクロン株への変異以降は各世代間での割合に大きな変化はなく、明らかなミスリードといえます。
そもそも日本では80%以上の人が2回、60%以上の人が3回のワクチン接種を済ませ、ほぼ100%近い人が常にマスクをした生活をしているのに、感染対策を全く止めた国よりも多いこの新規陽性者数というのは、今まで行っていた感染対策がすべて間違っていたからだとは思いませんか。日本ほどマスクをしている国はありませんので、海外ではこの日本の状況からマスクには感染防御の効果がない事が証明されたと報道されています。
海外でも日本同様に追加接種を繰り返している国ほど感染爆発が起こっていますが、欧米ではすでに新規陽性者数を数えるのをや
めた国も多く、マスクもしないコロナ以前の生活に戻っています。
しかし、テレビからでしか情報を得られない高齢者を中心とした情報弱者の多い日本ではこれだけ連日テレビで煽られてしまうと、やはり追加接種をした方がいいのかと考えている人も増えてきているのではないでしょうか。
ちょっと待って、少しよく考えてみましょう。
そもそもワクチン接種に感染予防効果はあるのでしょうか。下の表をご覧下さい。
日本のデータは手が加えられている可能性があるので英国のデータを参考にします。
これは今年の3月の英国における3回接種者と未接種者の10万人あたりの感染者(陽性者)数の比較です。これを見ると一目瞭然ですが、3回接種者の方が、3〜4倍多い事がわかります。つまりワクチンを接種すればするほど、感染しやくなるわけです。
手が加えられている可能性のある日本の厚労省のデータを見ても、すでに接種による感染予防効果はなく、まともな医学教育を受けた医師なら、これを見て接種をすすめようとは思わないでしょう。ただ、接種を続けている多くの医師はこの事実を知らない可能性が高く、ある意味そういう医師が最も危険な情報弱者といえるかもしれません。
そして、現在主流になっているオミクロンBA.5株の特徴をお忘れですか?
この株が出始めた頃にメディアでは既存の抗体をすり抜ける免疫回避が特徴だって言ってました。つまりこれはワクチンの効果はなく、以前に感染した人もまた感染するという事です。なのに早めのワクチン追加接種を推進ってどういうことでしょう。
以前に厚労省はデータ改ざんをして未接種者の陽性率を高くみせての接種推進を行っていましたが、さすがに最近のデータでは感染予防のための接種との論調はできなくなり、今は接種の意味づけとして”重症化予防”を打ち出してきています。
ただ、先行してBA.5株が流行したヨーロッパ、アフリカの状況をみると、ほとんど重症化はしていないようです。
さらにこれはBA5株以前のデータですが、最近英国の科学誌のNature誌にオミクロン株はデルタ株より弱毒化しているという論文が掲載されました。その添付資料によると入院率、ICU率、致死率がデルタ株より大幅に低下しているのは未接種者で、株が弱毒化しているのにもかかわらず接種者は微減程度にとどまっており、致死率は共に0.0076%(10万人に7.6人)と全くの同数でした。
つまり、ワクチン接種による重症化予防には何ら効果がないことが科学的にも証明されてしまいました。
そして、あまり重症化しない事がわかってきたためか、最近はコロナ後遺症にならないためにワクチン接種をしましょうとの論調も目立ってきました。ただ、感染をすれば後遺症をおこす可能性が出てくるわけなので、ワクチン接種が感染予防にならないという時点でコロナ後遺症に対しての接種というのは全くナンセンスですよね。
それどころか、現在コロナ後遺症として扱われている人のかなりの数が実はワクチン後遺症ではないかと言われています。本人(担当医も)はワクチンでそんな事が起きる訳はないと思い込んでいるために、コロナ感染のための症状だと思い込んでる可能性があります。
そもそもコロナに感染さえしなければ、後遺症を起こしたり、重症化する事はありませんので、感染を助長するような追加接種をしないことが、最大の後遺症・重症化の防止になる事はお解りになったかと思います。
それでは追加接種を繰り返すとどうなるのでしょうか。
同じワクチン(抗原)を繰り返して接種し続けると、その抗原に対する抗体しかできなくなってしまう抗原原罪という現象が起きてきます。つまり、現在接種しているワクチンは2年半前の武漢型コロナに対するワクチンなので、武漢型に対する抗体しかできません。これを聞いただけでも、頻繁に変異を繰り返しているウイルスに対して効果がない事は容易に想像できそうですが、実際に他の変異株に感染した場合も武漢型の抗体しか誘導されなくなります。
この現象そして後述する免疫抑制はおそらくすでに起きており、今回のオミクロンBA.5株感染者の多数の治療経験のある医師の話では、未接種は速やかに症状が改善するのに対して複数回接種者はかなり症状の改善に時間がかかったとの事でした.
最近の分子生物学的な分析では今回の様なmRNA型生物製剤の繰り返す接種により、制御性T細胞が活性化することがわかってきています。制御性T細胞とはその名の通り、過剰な免疫を抑制して免疫のコントロールをしている細胞です。制御性T細胞が活性化することで免疫系の暴走(サイトカインストーム)を防いでくれるので、見かけ上はコロナの重症化を阻止する様には働きます。(機序の詳細:制御性T細胞活性化→IL10放出→免疫を抑制するIgG4が誘導)
さらに、制御性T細胞が活性化すると細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)による感染細胞への攻撃能力も低下するために、あらゆる免疫機能が低下してしまいます。
免疫機能が抑制されると感染症のみならず、がん細胞を抑える免疫までもが抑制されて発癌傾向が強くなってきます。
そして問題はこれが一時的な事象ではなく、mRNA製剤の接種による免疫系へのダメージは場合によっては今後一生付きまとう可能性があり、欧米ではワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDS)という言葉まで生まれています。それゆえ、免疫機能が未熟な子供に対して接種する事は死刑を宣告するのと同じことだとまで言っている研究者もいます。
その結果が下記のレポートに表れています。2020年12月世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチン接種が開始された米国のCDC(米国疾病対策センター)によって管理されている、早期にすべての予防接種の安全性に関する問題を発見するモニタリングシステム Vaccine Adverse Event Reporting System;VAERSによるレポートです。死亡も含めたおびただしい数の有害事象が報告されています。
3回目接種が30%台の米国でこの数値なので、3回目接種60%以上の日本の実数も推して知るべしです。
これだけの有害事象のリスクを負ってまで、この弱毒ウイルスに対してまだ追加接種する必要はありますか?
院長コラム:コロナワクチン接種後に世界では何が起きているのか
https://tohokuishi.localinfo.jp/posts/34405694
日本国内においてもコロナワクチン接種後に急に発症した多数の疾患が、2022年4月から7月の間に多くの医学学会で報告されています。
日本におけるコロナワクチンと疾患の関連報告
さらに生殖機能への影響も懸念されており、将来的な子孫への影響も危惧されます。
1)全女性へ警告!コロナワクチンと婦人科のリアル
https://tohokuishi.localinfo.jp/posts/36138671
2)全年齢の女性、中高生にも知ってほしい、保護者に届けたい コロナワクチンと婦人科のリアル 2
https://tohokuishi.localinfo.jp/posts/36266571
3)コロナワクチン後の精子への影響
https://tohokuishi.localinfo.jp/posts/36299722
それでも迷っている方は、おそらく接種前には十分なインフォームドコンセントはなされないと思いますので、こちらをご覧の上検討ください。
また、難渋する親の説得にも下記リンクから有害事象、副反応をプリントアウトして活用してみましょう。
ファイザーコロナワクチン有害事象 副反応一覧 1291種 (日本語対訳) いけのり通信
https://ikenori.com/soudan/archives/42313
さらにお盆の帰省のおりには下記の書籍を接種をしようとしている親への手土産にどうぞ!
コロナワクチン 失敗の本質(宝島社新書) 宮沢 孝幸・鳥集 徹 共著 8/10刊行予定
最後に現実となってほしくない研究結果を紹介します。
非mRNA型予防薬「murak抗体(ムラック抗体)」の開発者の東京理科大学名誉教授 村上康文氏によると同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増、7~8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果があるそうです。ただ、動物での実験よりヒトでのワクチン接種においては間隔をあけることが多いため、動物でのケースよりはリスクは低くなるが、これを5回以上人体に接種することにはリスクが伴う可能性があると警鐘を鳴らしています。
この提言をした東京理科大名誉教授 村上先生を迎えての東北有志医師の会の緊急座談会です。
この動画を見たら、恐しくなって絶対にこのワクチンは2度と接種したくなくなります。
やや長めで難しい話もありますが、ワクチン接種を止めさせる説得には最適です。
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緊急座談会 3・4回目のワクチン接種を進めない理由
https://nico.ms/sm40843548?ref=nicoiphone_other
出演: 北海道大学 駒野宏人客員教授
東京理科大学 村上康文名誉教授
東北有志医師の会代表 後藤 均 医師
何度でも警告します。4回目の追加接種(もちろん3回目も)は絶対に止めて下さい。
今までは何ともなくても、今後致命的な病気を引き起こす危険があります。
重症化しない子供への接種は将来の免疫機能を破壊する小児虐待行為にあたるので絶対に止めて下さい。