現代人は体に悪い物ばかり食べている。食を見直そう。
【よしりん講和 酒、たばこより遥かに恐ろしい『小麦粉のグルテン』『食品添加物』『トランス脂肪酸』『果糖ブドウ糖液』】こんな実話があります。13年ほど前、当時16歳の息子さんの母親が私にこう言いました。『息子は中学までは卵や牛乳のアレルギー位だったのに、いまではソバどころか小麦アレルギーにまでなってしまい、給食が全く食べられなくってしまった。どんどん、アレルギーの種類が増えているので、もうどうしたらよいかわからない。先日もクッキーを食べたらアナフィラキシーになって、お菓子すら食べられない体になって本当にかわいそう。私たちは何にも悪いことをしていないのに、遺伝でこんなことになって本当に不幸な親子だわ…』はてさて、本当にそうでしょうかこの息子さんはサッカーが好きで、こどものころからHFCS(遺伝子組換えトウモロコシ由来の甘味料、果糖ブドウ糖液)たっぷりの清涼飲料水とお菓子をサッカーの練習のときの水分・栄養分として持参し、ご飯よりもパン食で育ちました(というか、菓子パンです)。そのお菓子のサクサク成分であるトランス脂肪酸もたっぷり摂取していますし、そもそも現代の小麦粉は厳選して選ばなければその殆どが遺伝子組換えの輸入小麦です。そこで多くの人がこう言います。『わたしは製品の表示をみて、遺伝子組み換えではない、というものを選んで買っています』と。
それは実は0点です。
ラベル表示なんて、全くどころか、完璧に当てになりません。
なんと、パンになっていれば『遺伝子組換えではない』の表示義務が無くなります。
しかも、表示義務があるのは、重量順で上位3品目かつ、重量に占める割合が5%以上のもの、と法律で規定されているのです。
逆にいえば、5%未満であれば遺伝子組換えのものは混ぜ放題なわけです。
小麦アレルギーであって、本当に遺伝子組み換えでない、国産の良質な小麦を食べたらアレルギーがでない、という事例もあります。
そもそもお菓子を食べまくっていれば、日本人はそもそも小麦を大量に摂取する民族ではないので、体に異常がおこってもおかしくないのです。
さらに、その母親は、アレルギーが多いからと潔癖症になってなんでもかんでも消毒しまくっていました。
清潔不潔とアレルギーは、全く関係ありません。
むしろ、きれいであればきれいであるほど、アレルギーは暴走します。
ホームレスは勿論、古代生活をしているような原住民にはアレルギーなど皆無です。
子供のころから過度に清潔にせず(オモチャなどを消毒したり、煮沸するなどもっての外。ウウェっとティッシュ、ナプキンやおしぼりに入っているクロルヘキシジンや塩化ベンゼトニウムなどの消毒薬は完全に化学物質なので、そんなものでオモチャを拭いていたら完全に化学物質アレルギーを誘発します)、出来る限り泥んこで遊ばせ、ときどき切り傷や擦り傷で体内にばい菌を入れ、これがIgGやIgEが暴走しないようになるのです。
だから、こどもがツメを噛んだり、鼻くそを食べたりしているのは、全て生命の理にかなっているのです。
こうやって、雑菌が入ることで、体の免疫は正常になるのです。
下のグラフを見れば一目瞭然。
コンビニ食や加工食品を摂ることは酒たばこより危険なのです。
このグラフは難病克服支援センターのHPから抜粋したものです。
ようするに、アレルギーや自己免疫疾患、癌などこれら全て免疫が異常になる疾患の元は食なのです。
これら難病の恐ろしいところは、5年や10年の食の摂取では起こらない事です。
10年、20年という生活習慣でおこるのです。
もう一度グラフをみてください。
1970年代には、これらの病気は殆どないか、皆無なのです
当クリニックで生まれつきアトピー、などという患者さんが親子で来院されますが、例外なく母親がコンビニ食や加工食品まみれの青春時代を過ごしています。
そう、母親が何を食べていたかで、子供の病気が決まってしまうのです。
わたしはもうすぐ誕生日で55歳になりますが、カップラーメンなどは自分の意志で食べたことは40年以上ありません。
お菓子・板チョコなども、自分の意思でたべたのは小学校の遠足までです。
一人暮らしの大学生のときでも、お菓子や加工食品は全く食べませんでした。
自炊するか、学生が食べに行く食堂で手作りの物を食べていました。
『酒もたばこもやっていません』が免罪符となり、加工食品を食べている人のなんと多い事か。
繰り返します。
もっと雑に言えば、ケーキたべるな、お菓子食べるな、アイスクリームたべるな、チョコレートたべるな、ポテトチップスたべるな、野菜サラダたべるな、パン・パスタは食べるな