みんなが知らない、民主党の功績です。悪夢の3年間と言われていますが、実は支配者たちにとって自分たちの言う事を聞かない厄介な存在でした。そのため、暗殺されそうになったり、311の東日本大震災と言う人工地震を起こされて、福島第一原発は核爆弾によって破壊されました。
木村 正治さんのフェイスブック投稿より
11時間
·
随想として。
日本人が選挙を通じて政権与党を
交代させた初めての風景が２００９年
でした。
これは戦後政治史として日本人の
歩みとして残ります。
ところが支配階級からすれば自分達の
言うことを聞かない「悪夢のような政権」
の誕生でした。
初めて日本人が選挙によって誕生させた
与党の初代首相である鳩山由紀夫政権は
限りなく国民との公約を実行しようとしました。
事実上の国会である日米合同委員会、そして
１９９４年から始まり歴代首相が言いなりに
されてきた年次改革要望書をまるで植民地
だとして歴代首相で唯一人これを拒否してかつ
廃止したのが鳩山由紀夫首相でした。
これが支配階級の逆鱗に触れました。
普天間基地を巡る紛糾も確かにありましたが、
激怒した支配階級が鳩山由紀夫内閣を潰すよう
命令し、支配階級の資本下にあるメディアを駆使
して総攻撃が始まりました。
結局、鳩山由紀夫内閣は８ヶ月少々で退陣に
追い込まれました。
あと１日、鳩山由紀夫首相が辞めるタイミング
が遅れていたら命の保証は無かったと言われて
います。
更に鳩山由紀夫内閣の後を受けた菅直人首相
も支配階級から狙われました。
もう一度、日本を再占領するために支配階級
が仕掛けた軍事攻撃により巨大津波が発生、
その際に放射能汚染された東北沖の現実を
カムフラージュするために福島原発が支配階級
により爆破されました。
その数日後に首相官邸を訪ねたヒラリークリントン
により菅直人首相は恫喝され５０兆円を巻き上げ
られた事はこれまで何度か述べてきました。
また、当時のイスラエル首相が菅直人首相を
恫喝、更には支配階級から首都圏の人々４０００万人
を朝鮮半島に移住させろと命令が出ましたが
菅直人首相がこれを拒否しました。
このイスラエル首相からの恫喝や支配階級からの
命令は菅直人首相が有楽町の特派員協会にて
堂々と記者会見をして述べたのですが日本のメディア
は全く報じませんでした。
ですから大多数の日本人はいまだに知りません。
情けないことです。
当時の私はまだ比較的メディアを信用していたので
連日のように叩かれる菅直人内閣について不安に
なり、東京でのある勉強会にて自民党の重鎮の
自治体議員に尋ねてみました。
「菅直人内閣はダメなのでしょうかね？」
と私が尋ねたので、民主党の政敵である自民党の
重鎮の自治体議員から批判的な回答が返ってくる
とばかり思っていたら、その自民党の重鎮自治体議員
からは意外にも、
「いや、あれは菅直人だからこの程度の被害で
済んでいるんだよ。」
という答えが返ってきて私は驚いたものです。
そういう事なのか、と私は認識しました。
結果的に３年８ヶ月で日本人による選挙を通じた
初の与党交代は潰されましたが、しかしこれは
日本人にとっての経験値です。
これを経験値として日本人の糧として主権在民、
国民主権として常に世の中を主体的に考える
という歩みにならなければ進歩はないです。
長らく士農工商の封建社会に呪縛されてきた
ために士だけが政治を担い、農工商はひたすら
これに従い世の中に意見することは許されなかった
皮膚感覚が今も日本人の骨髄に染み込んでいる
ように見えます。
明治時代以降、士農工商が廃止され日本国民と
いう存在になって１５０年以上が経過しても
日本国民は世の中に関して主体的に言動しません。
お上を疑わないのです。
悪政をされたなら異を唱え社会的に意思表示する
のが国民主権ですが、今の日本人は何をされても
従順で受け入れてしまいます。
これはやはり士農工商の封建社会により刻まれた
ひたすらお上に従うだけの農工商のＤＮＡの記憶
がまだまだ根深いのではないかと感じます。
このような数世紀に渡り権威に従ってきた日本人
の特徴を支配階級は知り尽くしていて、今の
日本人にあらゆる仕掛けをしています。
何をされても声を挙げなくなれば奴隷です。
また、声を挙げて社会的に言動することが
国民主権です。
今の日本人は先人が犠牲と共に掴み取った
国民主権すら忘れようとしているのではないか
と危ぶまれてなりません。
２０代当時の若き私は、時代背景もあって
鳩菅体制の当時の民主党に希望を見出したの
でしたが、歳月の経過の中で私もミドル世代と
なり、ふとこの２０年来を回想しながら随想と
して少しだけ述べてみました。
国民主権を忘れないで日々を過ごすことが
大切ですね。
