福田 竜一さんのフェイスブック投稿より
紙幣、貨幣の真実。
旧千円札は夏目漱石が肖像画として印刷されている。漱石でなくてこれが鴎外でも日本を代表する様な人物なら問題はない。本質はそこではない。
紙幣を見ると、そこには日本銀行券と書いてある。金でも銀でもなく紙で作られている。丈夫な和紙でデザインも工夫されているが、所詮紙ではある。日本銀行がこの千円札を作る原価は20円程だと言う。20円の経費で1000円を生み出すのだなら、差益980円は丸得になる。この利益を通貨発行益と言う。日本銀行は紙幣を刷れば莫大な利益を上げる事の出来るスーパーマンの様な力があるのだ。もっと言うと、日銀は紙幣を実際に刷らなくてもお金を創る事が出来る。トヨタやアップルもとても敵わないスーパーサイヤ人の様なパワーだ。これは、信用創造(民間銀行も行使している)、ペンシルマネーとも呼ばれる中央銀行の特権である。三菱UFJ銀行や三井住友銀行がいくら巨大で、信用創造は盛んにしているが、肝腎要の貨幣そのものは創れない。同じ中央銀行でも破綻国家や弱小国は自国通貨の信用が無くて泣く泣くドルを使う場合も世界には多い。日本は弱体化はしているが、円はキチンと機能しているから有り難いと言える。先人の努力の賜物だ。
国が1000兆円の債務を抱えて財政危機だと喧伝しているが、笑止の一言だ。マネーは形が無く、手段である。日本は通貨発行権を持ち、豊富な労働力、技術力を持っている。貨幣は言わば人体における血液である。きちんと全身に回り、新鮮でないといけない。一箇所にあるとか、多過ぎたり少な過ぎてもダメ。そのバランスを取るのが日銀と財政当局の仕事であるが、日本は平成からこの舵取りを一貫して間違えてきた。今の日本、血が足りず、血液の塊が出来たりして血の巡りがアンバランスで、末梢は壊死している様なものだ。この病を治すには、血を増やす=金融緩和、塊を溶かす=格差是正、足りない所に血を補給する=消費税などの減税と補助金支給という治療が喫緊に必要である。今の岸田政権は真逆の方針であるから、日本経済は良くならず衰亡していく。やはり選挙で自公政権を打倒しないと日本再生は不可能であるから、とにかく自公政権を倒してマトモな経済政策を取れば日本経済は蘇生し、物事はかなり上手く回るようになる。世相も明るくなり、霧が晴れた青空となるだろう。
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