軽老でなくて敬老を(高齢者の出番ですよ)

ダイレクト出版のメルマガより

こんにちは、
ダイレクト出版の楠山大貴です。

昨日、9月19日は「敬老の日
年長者を敬い、日頃の感謝を伝える日でしたね。

私も昨夜、和歌山にいる祖父母たちに心ばかりのギフトを送った旨と感謝の言葉を伝える電話をしてきました。

その際、電話口で祖父に、「コロナとか、体調は大丈夫?」と、気を遣ったところ、

「アホか、大貴。そら、一回かかったけどな。あないなもんに負けるかい」

「お前こそ、ええ仕事もろてんねんから元気にしっかり勉強して頑張りや。20代は踏ん張りどころやぞ」

と、笑い飛ばされ、逆に励まされてしまいました。

「ああ、やっぱりおじいちゃんには敵わんな」

私は会うたび、話すたびに、そう思ってしまいます。

80歳を過ぎても、ボケも物忘れもない。怪我も病気もほとんどしない。

こんな風に、65歳以上でも元気な人は、私の祖父だけではないはずです。

しかし、テレビやネットでは、

「65歳以上は若年世代の負担だ」
高齢化社会で日本は終わりだ」

と言われています。本当にその通りなのでしょうか?

「日本の未来は決して暗くない」
「日本には高齢者がいる」

スタンフォード大学フーヴァー研究所にて、現役で歴史研究を続けておられる西鋭夫教授は、そうおっしゃいます。

本日は西教授が「日本の高齢者のすごさ」について語られた記事を、ご紹介いたします。

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経験豊富な高齢者たち

現在の日本の人口政策の中に、「前期」高齢者や「後期」高齢者といった言葉が登場します。

これは一体何なのでしょう。

後期高齢者の後は何になるのでしょうか。また、中期高齢者もいらっしゃるのでしょうか。

日本では65歳で退職させますが、なぜそんなことをさせるのでしょうか。働けない年齢を、勝手に決めている。

65歳になると、皆さん人生を一通り体験していますし、仕事もどこを押さえれば良いか完全にわかっています。

頭脳も明晰、まだまだバリバリ働ける人もいるし、社会のために何かをしたいと考える人たちが大勢おります。

22歳の新入社員と65歳を比べるのは失礼なほどですが、65歳の社員が持つ能力は、新入社員20人から30人くらいだと思います。

 


65歳リミットは妥当か

ところが日本は65歳の凄腕サラリーマンを退職させてしまう。

この法律を撤廃しないといけない。

今、高齢者医療が大変だと大騒ぎしていますが、それは勝手に65歳で辞めさせているからではないでしょうか。

働いている人は元気です。元気だと医療費もかからない。

働きたい人は人生の最期まで働く選択肢を与える。弁護士やお医者さん、会計士も退職はしません。

給料が80%になっても働きたい人は、働きたいと言うでしょう。

人生経験豊かな高齢者の皆さんだからこそ、活躍できる場もあります。

その代表例は子ども園でしょう。現在は、子ども園自体の数も少ないし、保育士さんも少ない。

保育士さんがもらえる給料もスズメの涙ほどです。仕事の重要性からして、十分な対価が払われていない。

こうした状況下で、待機児童がたくさんいるわけです。


高齢者の経験を生かす

何でもかんでもインターネットに頼る時代にあって、新しい何かを作り出す、新たな将来を描く力はコンピューターにはありません。

その力とは、一つには経験に裏打ちされた想像力であり、もう一つは何かを創り出す創造力です。

後期高齢者の皆さんの力を大いに引き出して、活用していく。

そんな日本は決して暗くないと思う。

日本は年齢についてとやかく言いすぎていると思います。

私から見ると、日本は「年寄りはもう使いもんにならない」と考えている国です。

しかしこれは大間違い。

使い物にならないのは、勉強をしていない若いお兄ちゃんやお姉ちゃんたちです。

退職の年齢を5年ほど上げただけで、医療費は何兆円も浮くでしょう。

そんな経済効果もあり得ます。日本は労働力不足だとして、海外からたくさんの労働者を受け入れようとしておりますが、考えて直して欲しい。

高齢者の労働力は再評価されるべきです。


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引用終了

現在社会は高齢者と言えば、マイナスのイメージばかり発信しています。
認知症とか、高齢者の運転免許証を返納させようとか、敬老でなくて「軽老」の考えが基本にあります。
高齢者は昔は何かあると頼りになる知恵を与えてくれる本当の意味での「年寄り」でした。
江戸時代、老中や若年寄とか「老」の付く言葉はいい意味で使われていました。
今は「老人は足手まとい」「高齢者のドライバーは運転が危ない」とか言われていますが、
中にはそう言う人もいますが、今の年寄りは元気ですよ。若い人の中には本当に自分では何も出来ない、
何もしようとしない人もいて、足手まといになっている人が多いのも事実。何故、高齢者ばかり悪く言われるの?
自営業の人たちは高齢でもちゃんと働いておられますよ。
一口に十羽一からげに「高齢者」と言いますが、高齢者も個人差があって、90才でも現役で働いておられる方も
おられます。高齢者だからダメと言う考えがダメなんです。
外国人労働者に頼る政策は止めて、日本人の高齢者をもっと活用するようにすれば、全然違いますよ。
今の日本は、お互い様や助け合いと言う日本人にとっては美徳の観念が失われています。
みな年寄りはダメと決めつけるなら、政治家でも高齢者がたくさんおいでではないでしょうか?
あの方たちに「お辞めください」とそれなら言えばいいじゃないですか?言えないでしょう。
麻生さんなんか81才ですよ。「麻生さん。お辞めください」と言えば「あ!そう」と言い返されそうですね。
昔、インドのある王国では一定以上の年齢に達したら、山などの僻地に捨てて高齢者を社会から除外していました。
ある時、隣国から無理難題の要求が着ました。王様は大臣に「何とかせえ」と命じました。
実は大臣は、姥捨て山に捨てなければいけない母親を自宅に匿っていました。
大臣は母親に相談したら、簡単に解決できる方法を教えてもらい、王様に進言して問題は解決。
そうしたら、また隣国から無理難題が持ち掛けられて、またもや王様は困って大臣に相談。
大臣は母親に相談したら、いい解決法を教えてもらいました。そして問題解決。
するとまた隣国から無理難題な要求が着ました。同じようにして解決しました。
王様は大臣に言いました。「お前はどうして無理難題を解決する知恵があるのか?」と。
大臣は正直に年老いた母親を自宅に匿っていて母親から教授された事を罰せられる事を覚悟で言いました。
王様はそれを聞いて罰するどころか、自分の政策が間違っていた事を素直に認めて、姥捨て山の制度を廃止しました。
と言う逸話があります。高齢者の経験と知恵が国を救ったのです。
老害とか言って高齢者バッシングに躍起になっている現状ですが、私は間違っていると思います。
お年寄りになると肉体的に精神的に病んで介護が必要になる人もいます。
が、明日は我が身です。そういったお年寄りには温かい目で看るのも人情ではないでしょうか。
元気なお年寄りには頑張って世間に貢献してもらいましょう。