1989年にベルリンの壁が崩壊して、東西ドイツが統一する条件として当時のソ連のゴルバチョフ書記長が「NATOをドイツよりも東に拡大しない事」を条件に了承しました。
ソ連は1991年に崩壊しましたが、ロシアがソ連の権利や義務を継承しました。
アメリカを盟主とするNATOはワルシャワ条約機構と対峙するためのもので、ワルシャワ条約機構が消滅したら存在意義が無くなり、解散するのが筋ですが、どんどん東に拡大して行き(要するに約束を反故にした)、ロシアを包囲していきました。最近ではフィンランドも加盟しました。