動画の説明とは少し違いますが、専門家ではないのでご勘弁を。
税金は財源ではない。お金は結果であって、税金はお金を血液のように回してやらないといけません。調整しないといけないんです。日本は何か勘違いをしているようで、税金を増やして取り上げてばかりやって、回していません。まるで、家庭の家計をしているような感じです。国の財政と家庭の家計は違います。国は通貨を発行できます。
日本は自国通貨建て(円建て)で国債が発行できる恵まれた国です。税収などが足りないと通貨や国債を発行して足りない分を補います。
国債は国の借金であって、国民の借金ではありません。政府は日銀に命じて通貨を発行させれば借金がパーになります。が、いくらでも国債を発行しまくってもいいという物でもありません。2%程度のインフレになるまでは国債を発行してもいいんです。
またプライマリーバランスという財政規律ですが、これもプラスにしようとするからいけないんです。歳出が歳入を上回ると赤字になりますが、国債を発行する事で調整出来ます。日本は円で国債発行できるので、理論上はいくらでも国債発行できます(前記のような限度がありますが)。ところが、困ったことにアメリカ様や財務省の命令で国債の発行を渋々としかやっていません。日本が国債発行をして、財政が豊かになっては彼らにとってはいけないんです。その代わりに増税して支出を切り詰めてPBを黒字にしようとしています。世界ではPBが赤字になるほど、GDPが成長しています。日本のGDPが成長してもらったら困る国や組織があるのです。さっき書いた所です。
その結果がPBが取れていて、経済成長を全くしない国になってしまいました。失われた30年です。日本だけ置いてけ堀です。