tarobee8のブログ(戯言)

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丸谷元人(まるたにはじめ)の言葉

知る人ぞ知る「丸谷元人」の言葉です。私はダイレクト出版から色々な情報を得ています。

 

佐藤和夫さんのフェイスブック投稿より

“生き方”とは何か
From:丸谷元人
ありがたいことに、
私はこれまで多くの人が知らない、
非日常的な世界を生きてきました。
世の中の酸いも甘いも、
表も裏も見てきた中で分かったのは、
世界は決して美しいものではないということ。
むしろ汚いベールで包まれた中に、
ほんの少しの美しさが
残っているものなのだと思います。
そんな生きづらい世界で、
自分の子供、日本の子供たちに
残していきたいのは何だろうか…
ある時からそう考えるようになりました。
そして、出した答え。
私が残したいもの…
それはお金ではなく「思想や生き方」でした。
あなたもご存知の通り、
TVや新聞などの洗脳は
日に日にひどくなるばかり。
大人、子供を問わずに悪影響を与えています。
そして、残念ながらまだ多くの人が
物事の本質を見れずに、惑わされ、
自分の軸を見つけられていないと思うのです。
実は、私も過去、
何度も迷ったことがあります。
そんな時、私が生きる道を
照らしてくれた出来事がありました。
ある漢学者の人が、
「丸谷君の『元』というのは本当に良い名前だね」と
言ってくれたのです。
私が「なぜですか?」と聞くと、
孟子の残した言葉に、
「志士は溝壑(こうがく)に在るを忘れず、
勇士(ゆうし)は其の元(かうべ)を喪(うしな)うを忘れず」
というものがあるのだということでした。
その意味は、
「志士=志のあるものは敵対勢力に襲われて、
草むらに死体が打ち捨てられることを
恐れてはいけない。勇気あるものは頭、
つまり首を切られてしまうのを恐れてはいけない」
というものなのだそうです。
つまり、私の「元」という字は、
「切られてしまう頭」という意味だと
漢学者の人は言うのです。
私は率直に、
「それって良い言葉なの?」と思いました。
しかし、その意味を知った時、
私は自分の軸が定まったのです。
その漢学者はこう続けてくれました。
「なぜ頭が元という字になるのか。
それは、切られて地面に落ちた首を見た人たちが、
“あの生き方を引き継ごう”と
思わせるという意味だからだよ。
だからこそ、「頭=元」という字なんだ」
それを聞いて以来、
そんな自分でありたいと…
そういう生き方をしたいと思うようになりました。