tarobee8のブログ(戯言)

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二二六事件

1936年2月26日、皇道派の陸軍将校の北一輝が社会の現状を危ぶみ、弱者救済を求めて(8時間労働、中学校義務化、婦人労働権、子供たちに昼食を無料で食べさせよう、その他各種の弱者救済を求めていた)
財閥解体天皇を国体護持した社会主義革命を求めてクーデターを起こした。
政界や財界の大物は粛正されたが、逮捕されて死刑になった。
北一輝の求めていたものは社会主義共産主義であり、アメリカなどの資本主義は悪で
ソ連スターリン主義こそ日本を救う道だと信じて正義感に燃えていた。
当時は財閥や地位の高い政治家は悠々自適の生活を送っていたが、庶民は貧しかった。
この当時の日本は皇道派と統制派に分かれていて、北一輝皇道派だったが、スターリン主義の思想で、弱者救済するには天皇を頂点とする社会主義による国家統制が必要だと考えていた。
戦前・戦中の日本は右傾化ではなくて左翼思想に染まっていて軍も含めて社会主義寄りの考えだった。以外に思うかも知れないが、本当です。
北一輝のクーデターは失敗に終わったが、あくまでも弱者救済を求めての行動だったという事は強調しておきたい。

また次のような意見もあります。

佐藤和夫さんのフェイスブック投稿より

今日は2.26事件のあった日
この2.26事件を契機として軍部の暴走が始まったという定説がある。
これは保守も左翼も同意見である。
しかし今日のようなグローバリストが割拠し、国民が益々貧困化している現状を見るにつけ、2.26事件を見直す必要があるのではないか。
明治維新天皇を中心とする日本にしたにしても文明開化の名のもと欧米化、グローバル化した時代とも言える。
西南の役佐賀の乱に見られるようにこれは日本ではないと時の政府に抗議し、鎮圧された。
2.26事件の昭和維新は真の復古維新を目指していたが、これまたグローバリスト勢力に抑えられた。
青年将校天皇側近を君側の奸と言い、真に大御宝を大切にする天皇の慈悲を願った。
日露戦争への戦費借入返済、台湾、朝鮮への投資に国民の多くが犠牲を強いられた。
2.26事件の将校は戦争拡大路線には反対だった。
統制派の東條英機も戦争拡大は望んでいない。
それを煽ったのは近衛文麿であり、マスコミだった。
軍部の暴走は濡れ衣である。
2.26事件の今日、真の復古維新実現をしなければ、早晩日本はアメリカからも中国からも植民地のような扱いを受けるだろう。