tarobee8のブログ(戯言)

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日本はもう本当にお終いになる

日本は本当にダメな国になった。まずは、まともな政治家がいない。売国政治家ばっかり。庶民の声に耳を傾けない。産業界も1人の愛国者の女性をバカにした結果が自滅。

 

深田萌絵
世界とITのヤバい話
https://foomii.com/00186
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● ホンダオデッセイはメイドインチャイナへ

※一文、漏れを加筆しました。

報道から恐れていた瞬間がいよいよやってきたと感じた。

ホンダは埼玉工場でのオデッセイ、レジェンド生産を完全に中国へ移転し、国内での生産は完全に終了した。これからは、広州工場からHEV車「ODYSSEY e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」として逆輸入で日本に入ってくる。

この流れはホンダだけではない。

トヨタや日産などの企業でも始まっている。

半導体が調達できないなら、EV車は中国で製造してもそん色ないものができるレベルになったというコンセンサスに達したようだ。

車載半導体はその製造の七割をTSMCに依存している状態で、筆者は2015年から何度も自動車メーカー社員に対して「TSMCが半導体供給を絞って来るので半導体製造の内製化を行なうべきである」と呼び掛けていたが、力及ばずだった。

そもそもEV車は日産が一歩前を行く技術を持っていたし、車載用リチウムイオン電池パナソニック、EV車用の車載パワーマネジメントチップはパナソニック半導体を担うTPScoが持っていた。

悉く、中国に技術を移転し自ら滅んでいった。

TPScoは浙江財閥・新唐科技が買収し、日本の自動車メーカーは半導体不足だ。

TPScoの新唐科技への売却について、長尾たかし先生、青山繁晴先生、山田宏先生にご相談したが結果は皆さんご存知の通りで、青山先生に至っては筆者を「金目当てのユーチューバー」呼ばわりしただけだ。

政治思想が右か左か以前に、国民経済、産業について真剣に考えられる政治家がいなければこの国は亡びるだろう。

今回、ホンダのオデッセイが『メイドインチャイナ』として日本に入ってくるとういのは象徴的なできごとだ。

半導体が調達できなくなることで日本国内での製造は行き詰まり、国内の自動車企業は減産を余儀なくされ、製造そのものを中国に移管せざるを得ず、商標は日本でもメイドインチャイナの自動車が日本市場を席捲するだろうと予測していた。

その第一波がやってきたということだ。

そうなると、この国の未来はどうなるか。

550万人の雇用を支える自動車産業が骨抜きにされれば、一般国民の雇用の受け皿が薄くなるということだ。

既に2022年時点で日本全体の自動車メーカーはピークから300万台以上の減産となっている。おおよそ3兆円強の売り上げ、日産級の自動車メーカー一社分の売り上げが吹っ飛んだという計算だ。

フランスでは自動車メーカーの社員がデモを起こし、企業幹部に対してガソリン車廃止を止めるように説得しようとする動きがある。

中国では、中国人がTSMCの工場へ押しかけ、工場建設反対運動や自主的な水質検査を勝手に行っている。

フランス人も中国人も、政府はおろか会社経営者すら信用していない。
名もなき人たち、何の権力も持たない人たちが自分たちの未来の為に何かを変えようと動いている。

日本人は大人しく指をくわえて滅びるのを見るだけで終わるのだろうか。