tarobee8のブログ(戯言)

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何故、勤勉で真面目な日本人が幸せになれないのか?

何故、勤勉で真面目な日本人が幸せになれないのか?

木村 正治さんのフェイスブック投稿より

ドナルド・トランプ大統領が直接、ツイッター
等で人々に事実や本質を発信するために業を
煮やした支配階級は資本下にあるツイッター
を凍結してきました。
しかし最近、資本関係が変わる中で
トランプ大統領ツイッターが復活
する可能性があり、待ち望んでいる
人々も多いですね。
アメリカ国民の8割は今現在でもトランプ支持
ですが日本の与党と野党の政治家は全く理解
していません。
日本の与党と野党の政治家はほぼ全員が
バイを大統領だと本気で信じている有様です。
大統領専用機に乗れないバイがなぜ大統領なのか、
それにすら気付かない哀れさです。
さて、トランプ大統領ツイッターで以前に
日本人の事を哀れに思い、
「真面目で、勤勉で、盗みをせず、思いやりと
優しさがあり、欲深くなく、礼儀もあり、そんな
日本人が幸せになれないのが不憫でならない。」
と述べています。
確かにその通りですが私は1人の日本人として
敢えて以下のように付け足したいと思います。
日本政府や政財界の人々が日本人から富を盗み、
思いやりも優しさも無く、欲深く、礼儀も忘れ、
自分さへ良ければ良いとし、今さへ誤魔化せれば
良いと平気で日本の富や資産を売り渡し見返りに
自分の懐を肥やしてきました。
だから大多数の日本人は幸せになれないのです。
またこのようなお上に対して大多数の日本人は
不思議な程に声を挙げず疑うことなく従い、また
周囲から浮き立つことを極度に怯え、忖度し、
建前に生きて本音では疲弊しています。
日本はサムライの国とよく言われますが、それは
士農工商という数世紀の間、日本人を支配した
封建制度の中の士の人々に見られた精神であり
士農工商の士を除く農工商はひたすらお上に従い、
世の中を考えたり論じることすら許されず相互監視
ムラ社会の中で支配監視されていました。
封建制度の中で志を見出すことができない農工商
の人々は生きる希望をせめて学問などに見出し、
江戸時代後期には学問が発展した一面はありましたが
政治に参画が許されたのは士農工商の士だけであり、
更にその士は厳格な階級制度や上下関係が厳しく、
意思決定をしてきたのは一握りの階級の士だけ
でした。
明治時代以降に士農工商は廃止され皆が日本国民
となって以降も、農工商の長い世紀に渡る体質と
記憶は日本人の骨髄深く染み込んでおり、いかなる
悪政に対しても大多数の日本人は周囲の反応ばかり
を気にして決して立ち上がらず必ず従います。
ごく少数の日本人が声を挙げて立ち上がりますが
そのような人を大多数の日本人は批判的に眺め、
ひたすら周囲に同調することを求め、そこに安堵
してきました。
極論すれば皆が同じように疲弊すれば、皆と同じ
である状態に満足する気質が見られます。
これが日本人が幸せになれない大きな要因です。
言われた通りの事を言われただけ疑うことなく
完璧にこなすのは大多数の日本人の得意な要素
ですが、これが支配する側からすれば都合の良い
奴隷であり、今の日本人はその民族的特質が逆手
に取られて見事に搾取と支配をされ、自覚がない
中で滅びる寸前にまで追い詰められています。
トランプ大統領に是非、知って頂きたい大多数
の日本人の特徴です。
日本人が自ら立ち上がる可能性は極めて低く、
健全な外圧がある時に少ないながらもこれに呼応
する良識ある日本人がどれだけ機能するか、が
日本人が幸せになるための道が唯一開ける方法
でしょう。
日本の夜明けを遅らせているのは他ならぬ
何をされても声を挙げず周囲を気にして従い
続けてきた日本人です。
果たして日本人が日本の夜明けをもたらせる事
ができるかどうか。
そのような風景の中にいます。